温泉

1.源泉地名 上山田温泉
2.源泉名 上山田温泉株式会社源泉(混合)
26号、27号、30号、32号、35号、40号、41号、43号、46号
3.泉質 単純硫黄温泉(低張性アルカリ性)
4.泉温 摂氏47.3℃(気温29℃)
5.温泉の成分
蒸発残留物 549mg/kg 水素イオン濃度(ph)8.74
本水1キログラム中に含有する分量
(1)陽イオン成分 ミリグラム
(mg)
(2)陰イオン成分 ミリグラム
(mg)
ナトリウムイオン
カリウムイオン
アンモニウムイオン
マグネシウムイオン
カルシウムイオン
160.3
2.5
0.2
0.4
30.9
フッ素イオン
塩素イオン
臭素イオン 
硫化水素イオン 
硫酸イオン 
炭酸水素イオン
炭酸イオン
メタケイ酸イオン
メタホウ酸イオン
1.0
205.0
0.6
15.3
67.8
58.5
6.6
0.5
陽イオン 計
104.3
陰イオン 計
435.4
(3)遊離成分・非解離成分 
成分
ミリグラム
(mg)
メタケイ酸
メタホウ酸
41.5
7.6
非解離成分 計
49.1

溶存物質(ガス性のものを除く)599.6mg/kg
(4)溶存ガス成分
成分
ミリグラム
(mg)
遊離硫化水素
0.3
溶存ガス成分 計
0.3

成分統計599.9mg/kg
(5)その他の微量成分
総水銀 不検出 (0.0005mg/kg未満)
不検出 (0.03mg/kg未満)
不検出 (0.05mg/kg未満)
総砒素 不検出 (0.03mg/kg未満)
平成12年9月19日 分析者 長野県衛生公害研究所
 
【適応症及び禁忌症】
 
(1)浴用の適応症  
  一般的適応症 美肌・神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり・うちみ・くじき・慢性消化器病・痔疾・冷え性・病後回復期・疲労回復・健康増進・きりきず・糖尿病
(2)浴用の禁忌症  
  一般的禁忌症 急性疾患(特に熱のある場合)・活動性の結核・悪性腫瘍・重い心臓病・呼吸不全・腎不全・出血性疾患・高度の貧血・その他一般に病勢進行中の疾患・妊娠中(とくに初期と末期)・皮膚、粘膜の敏感な人・特に光線過敏症の人
(5)入浴の方法及び注意事項 
ア、 温泉療養を始める場合は、最初の数日の入浴回数を1日あたり1回程度とすること。その後は1日あたり2回ないし3回までとすること。
イ、 温泉療養のための必要期間は、おおむね2ないし3週間を適当とすること。
ウ、 温泉量開始後おおむね3日ないし1週間前後に湯あたり(湯さわりまたは浴湯反応)が現れることがある。「湯あたり」の間は、入浴回数を減じ、または入浴を中止し、湯あたり症状の回復を待つこと。
エ、 以上のほか、入浴には次の諸点について注意すること。
  • 入浴時間は、入浴温度により異なるが、始めは3分ないし10分程度とし、慣れるにしたがって延長してもよい。
  • 入浴中は運動浴の場合は別として一般には安静を守る。
  • 入浴後は、身体に付着した温泉の成分を水で洗い流さない(湯ただれを起こしやすい人は逆に入浴後真水で身体を洗うか、温泉成分を拭き取るのがよい)。
  • 入浴後は湯冷めに注意して一定期間の安静を守る。
  • 次の疾患については、原則として高温浴(42℃以上)を禁忌とする。
    高度の動脈硬化症、高血圧症、心臓病
  • 熱い温泉に急に入るとめまい等をおこすことがあるので十分注意する。
  • 食事の直前・直後の入浴は避ける事が望ましい。
  • 飲酒しての入浴は特に注意する。